
資生堂は、サステナビリティ(持続可能性)の観点から、全社的な組織再編とマネジメントの変更を発表しました。
2021年7月1日付で、福岡久留米工場の設立準備やサプライネットワーク領域の人材育成のためのインフラ整備を担当していた「サプライネットワーク基盤整備部」を解散します。
これにより、新たに「フクオラ久留米工場」を設立し、工場機能の立ち上げや製品の準備などを行います。会社の技術者の教育・訓練は、生産部門に移管します。
また、チーフブランドイノベーションオフィサーのもと、「ブランド価値研究開発機構」内に「サステナブル技術加速部」を設置します。
この部署は、環境に配慮したパッケージ開発を統括し、商品開発機能を連携させます。その他の変更点としては、グローバルICT部がグローバルIT戦略部に改称されました。
人事面では、高野篤典(現 執行役員 チーフインフォメーションテクノロジーオフィサー)が、グローバルIT戦略担当バイスプレジデントに昇格しました。及川望は、福岡久留米工場長に異動します。
中村晃子は、ブランド価値研究所 サステイナブルテクノロジーアクセラレーション部 部長を兼務します。
その理由は今回の人事異動では、サステナビリティ(持続可能性)を重視しています。
プレスリリースによると、資生堂は、環境に配慮したパッケージの開発をサステナビリティ戦略の中でも「特に重要」としており、サステナブル技術加速部は、「迅速な商品化を実現するための技術開発と戦略実行」のための拠点として機能するとしています。


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